ニーベルンゲンの歌は

『ニーベルンゲンの歌』は、ドイツの国民的英雄叙事詩。

英雄ジーフリトの悲劇的な死と、その妻クリエムヒルトの陰惨な復讐劇を描く。

本来はニーベルングの歌と訳すべきであり、実際そう訳されることもある。

中高ドイツ語による原題は、写本によってDerNibelungelietもしくはDerNibelungeNotの二者がある。

当時の詩は、多くが信仰・道徳や愛の規範などを説く目的を持ち、形式にとらわれたものだったが、『ニーベルンゲンの歌』はそのダイナミックなストーリーと激情のままに動く登場人物の力強さとによって同時代の水準をはるかに超えており、普遍的価値を持つ芸術作品である。

日本では『ニーベルンゲンの歌』と呼ばれるが、実際のところは『ニーベルングの歌』と訳すのが正しい。

これはNibelungenliedのenの部分は日本語においてはのに当たるためである。

表題の由来についてはいくつかの説がある。

ニーベルングが、ジーフリトによって滅ぼされた小人のニーベルング族を指すとする。
update:2010年07月28日